スキャルピングデイトレードの手法
スキャルピングとは?
スキャルピングとは、株式取引やFXトレードなどにおいて、わずかな利幅を狙って短時間で売買を繰り返すデイトレードの手法のことです。このスキャルピングはスカルピングとも言われています。
スカルプは、もともと「敵の頭の皮をはぐ」という意味を持っており、超短期売買のことを表しています。
デイトレードも、もともと一日に何度もトレードを重ねることを指しますが、このデイトレードよりもさらに細かく短い、数秒から数分で売買するやり方がスキャルピングと呼ばれています。スキャルピングでは、当然のことながら長期保有は前提となりません。
ほんの少しの値動きを見逃さず決済することで、小額の利益を何度も積み重ねる手法だからです。大きな利幅を狙うことがないので、一度の利益はかなり少ないものとなりますが、そのぶんリスクを軽減することもできます。
以前は株式取引もFXトレードも、一度の取引にかかる手数料が高く、そう日に何度もトレードを繰り返していると、相当な手数料を支払わなくてはいけませんでした。
しかし、1999年に株式の売買手数料が完全自由化されたことによって、手数料は価格競争の時代を迎え、最近では以前に比べると格段安い設定になっています。
また手数料を無料としているところ表れ始め、こうしたコストの削減がスキャルピングのようなトレード方法を加速させたということができます。瞬時に売買を繰り返すスキャルピングは、このような経緯を経て使われるようになったトレード手法なのです。
スキャルピングのメリット
金融商品において、短期間で僅かな利益の出る取引を繰り返す手法であるスキャルピング。FXトレードの中でこのスキャルピングでしっかりと利益を確保するためには、常に為替レートの動きに注意を払い、ポジションの量や通貨ペアなどを把握するなど、高度で緻密な戦略が必要だと言われています。
しかし、トレードスタイルをしっかり確立すれば、スキャルピングでトレードを行なうメリットは多いとも言われているのです。このスキャルピングのメリットはどういったものなのでしょうか。
スキャルピングの大きなメリットは、即時に売買を行なうため、大切なあなたの資金を変動の大きい市場に晒しておく必要がないということです。
気づかない間にレートが大きく動き、いつの間にか大きな損失を出していた、などという不意の損失を避けることができるので、比較的安全にトレードすることができます。
また、損切の設定ややトレードスタイルをしっかり確立しておけば、スピーディな売買で資金を次の取引の充てることができるため、資金効率が普通のトレードよりもかなり高くなります。
スキャルピングは勝率を重視した、小額の利益を何度も積み重ねる手法なので、資金効率の良さが上手く活用できれば、資金の複利効果でスピーディな資産増加につなげることができます。
このようにメリットの大きいスキャルピング。エントリー・クローズのタイミングに迷いを出さず、トレードスタイルを確立することができれば、取り入れてみたい手法の一つです。
スキャルピングの注意点
利益幅を小さく設定して勝率を重視し、売買を繰り返すことで利益を積み上げていく、デイトレードの手法の一つであるスキャルピング。
最近では、このスキャルピングだけでトレードを行なっているトレーダーも多くいるほど注目を集める手法で、さまざまな金融商品取引の中で使われるようになってきています。
スキャルピングでは一度に得られる利益幅が非常に小さいため、たとえばFXトレードでスキャルピングで取引を行なう場合には、数倍のレバレッジをかけて利益を確保しようとする傾向があります。
しかしレバレッジを活用している場合、思惑とは逆の値動きをされてしまうと、それだけ損失額も膨らんでしまいます。
そのためスキャルピングでトレードをおこなう際には、損切のセッティングをしっかりと行ない、常に為替レートの動きをチェックしながらエントリー・クローズのタイミングを見極めることが重要になります。
また、どの金融商品でスキャルピングトレードをするとしても、短期間で売買を何度も繰り返すという行為は、サーバーに大きな負担をかけることになります。アクセスの集中でシステムが止まってしまうような業者を利用していては、利益を得るチャンスすら失ってしまいます。
スキャルピングをメインでトレードを考えている方は、業者のサーバー管理方法や通信スピードなどにも注意をする必要があります。
こうした点に注意しておけば、確実な利食いを狙えるスキャルピングは、かなり魅力的なトレード手法となります。